今日の北本自然観察公園〜公園日記〜
【2026年1月10日(土)】

- 野あそび教室「ひんやりたのしい 氷のせかい」を開催しました(写真)。環境によって姿形を変える自然の氷に大注目! ぷくぷくの泡が閉じ込められた氷や、木の枝を包む不思議な氷を、割って、手に持って、光に透かして観察しました。ハイライトは凍りついた池のうえの大冒険! 場所によってはピシッとひびが入りますが、何日もかけて厚くなっているので、ちょっとのことでは割れません。最後に、地球温暖化で「冬日」が減って氷あそびの機会が失われつつあることにもふれました。
- 「冬の自然観察オリエンテーリング」の初日。新年らしい紅白や干支にまつわる問題のほか、草はらにはススキトランポリンを設置しています。挑戦者からは「体がぽかぽかになった〜」「弾力があってすごくはずむ!」との感想が聞かれました。明後日まで開催します♪
- 標柱6番で来園者の方に呼び止められて指さす方向を見ると、湿地の奥にタヌキが1頭。冬毛でまんまる暖かそうでした。

【2026年1月9日(金)】
- 厳しい寒さが身にしみる毎日です。1月7日に開花を確認したウメの様子を見てみましたが、花数はあまり増えずに足踏み状態。毎年、真っ先に咲く標柱16番のウグイスカグラの蕾も固く閉じていました。一方、標柱5〜6番間ではぽわぽわと暖かそうなコウヤボウキの綿毛が見ごろです♪ 多くは白色ですが、一部はピンク色味を帯びていました(写真)。
- 標柱5番に数羽のヤマガラがいました。地面に降り立ってはパッとエゴノキの実をくわえ、飛び立つと枝に止まって、くちばしで割って中身を食べて、また降りて…の繰り返し。このあたりには秋からず〜っとヤマガラがいて、スタッフが園路から見える範囲で探しても、割れて散らばった殻しか見当たりません。本当にすごいなあと改めて感心し、その場をあとにしました。

【2026年1月8日(木)】
- 標柱10番のケヤキの幹に、隣り合ってぶら下がっていた「モノ」(写真)。最初はどちらもミノムシかと思いましたが、じっくり観察すると、小さい方はおそらくシロスジシマコヤガの繭。柄のついたたわら型で、地衣類の破片などで繭を覆うのが特徴です。ちなみに、もう一方はクロツヤミノガ。枯葉の破片でみのを作ります。
- 巡視も終盤に差しかかった正午頃、少し暖まってきた空気を押し出すように、強い北風が吹き始めました。木々は枝葉を鳴らし、湿地ではヨシやオギの残った綿毛が舞っていました。
- 標柱15番付近にシロオビフユシャクのオスがいました。冬尺蛾の種類が増えてきました!

【2026年1月7日(水)】
- 伊奈学園中学校の3年生が来所しました。午前中はバードウォッチング。生徒のみなさんは初めてとのことでしたが、ふせん付きのマイ図鑑を携える様子に、期待感がひしひしと伝わってきました。観察した22種の中でも、特に感激していたのは湿地にいたキセキレイ! 午後は生物多様性保全に関する講義のあと、雑木林のササ刈りを体験していただきました。一日お疲れさまでした。また遊びに来てください。
- 冬芽や葉痕の観察とあわせて楽しみたいのが、個性豊かな樹皮の観察。写真は、スタンプを並べて押したような模様の標柱21番のシロダモです。
- ハシブトガラスのペアが木の上で仲睦まじく寄り添っていました。1羽が、もう1羽の首のあたりの羽にくちばしをうずめてお手入れ。「相互羽繕い」とよばれる行動で絆を確かめ合います。う〜む、和やか。でも、ほんの数日前、同じ場所では「カアカアカア!」と激しく鳴きながら他のペアと縄張り争いを繰り広げる2羽の姿がありました。自然の穏やかさと厳しさは表裏一体です。

【2026年1月6日(火)】
- 湿地の耕耘作業も終盤。めだかのT字路では、耕されたあとから食べものを探すジョウビタキや、セキレイの仲間が見られました(写真)。作業が休憩に入り、人が離れてからやってきたのはモズ。停止した機械の上から周囲を見回しては、地面に降りて虫を捕らえていました。
- 明日、1月7日の朝に食べるのが七草粥。春の七草で「ホトケノザ」と呼ばれるコオニタビラコは園内にはありませんが、ごく近縁なヤブタビラコのロゼットが標柱6番付近で見られました。これら2種類をあわせてタビラコ類とよび、食用にされます。

【2026年1月4日(日)】

- 明日から北本市役所庁舎ホールAで始まる、写真展「北本自然観察公園・季節のうつろい」に向けて会場設営を行いました(写真)。パネルを出して、写真を掛けて…ボランティアのみなさまのご協力のおかげで無事に完了。1月8日の15時までです。センターから出張中のはく製たちと一緒に、ご来場をお待ちしています!
- 14時からの「定例自然かんさつ会」は、自然共生サイト認定記念! として“おめでたい生きもの”をテーマに開催。お正月飾りとして利用されるユズリハの木や、冬でも葉が“落ちない”ヤマコウバシ、下から見ると亀甲模様が浮かび上がるキボシアシナガバチの古巣などを、冬枯れの雑木林の中から探し出しました。
- 明るい日ざしに進む雪どけ。八ツ橋の近くではシロバナタンポポが開花し、ミツバチやアブの仲間が花粉を求めてやってきていました。

【2026年1月3日(土)】
- 快晴。すでに耕転が終わった湿地エリアでは、昨夜の雪が残って美しい風景を生み出していました(写真)。林内のヤブコウジにも雪。桜土手からは、富士山がくっきり見えました。
- 園内には、公園になる前に梅畑だった場所があり、今もボランティアのみなさまと一緒に手入れを行う梅林として残っています。その中には受粉を助けるための早咲きの木もあり、標柱10番の近くでは早くも花が咲きそうな雰囲気でした。標柱20番〜21番の木では1輪、咲いているのが確認できました!
- ★野鳥情報★ 標柱19番ではルリビタキのオス。センター裏の湿地でタシギ。標柱12番ではアカゲラに出会いました。

【2026年1月2日(金)】
- 2026年、明けましておめでとうございます。本年も、北本自然観察公園・埼玉県自然学習センターをどうぞよろしくお願いいたします。
- 巡視中、イタチに2回も遭遇しました! まずは標柱6〜7番間で園路を横切り、湿地へと走り去っていきました。次は標柱10番付近の湿地を飛び跳ねながらやぶの中へ。後ろ姿しか写真は撮れませんでしたが、正月早々うれしい出会いとなりました!
- 八ツ橋の池の氷が半分ほど溶け、マガモが戻ってきました(写真)。また、橋周辺の湿地ではジョウビタキやセグロセキレイ、ハクセキレイが食べものを探していました。さて、今夜は雪の予報。明日にはどんな風景に変わっているでしょうか。

過去の観察記録
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