北本自然観察公園日記 2011年3月
【2011年3月31日(木)】
- ニホンアカガエルの卵塊数調査8回目を行いました。昨日の雨で期待は高かったものの、今日は60個どまり。しかし、合計は2644個となり、過去最多記録を更新中。ボランティアのみなさん、ありがとうございました。
- 「ピッ、クィー♪」 こ、この鳴き声は、まさかサシバ!? と、どきどきするスタッフ。しかしその後、「ゲー♪」と、鳴きまね上手のカケスが自己アピール。だまされました…。季節的には本物の方がいてもいい時期ですし、明日以降に期待しましょう。
- 巡視中、樹上から「コツコツ」と音がしたので、「コゲラかな?」と見上げると、シメでした。写真のように、迫力あるご面相でじっとこちらをにらんで(?)いました。
- ★エドヒガン情報★ほぼ満開!! 見ごたえ充分です。お早めに!
【2011年3月30日(水)】
- 今日もあたたかい南風が吹きました。湿地には「オタマジャクシー!」という子どもたちの声(写真)や「ホーホケキョ」と本物のウグイスに負けない?散歩の方の口笛が響き、のんびりムードでした。
- センター前のソメイヨシノが、10輪ほど開花しました♪ 園路沿いではヤブタビラコやツメクサも見られます。標柱15番付近でムラサキケマンが咲き始め、八つ橋の池ではコウホネの新しい葉も出始めました。
- 木道方面の池では10数匹のドジョウが口をモグモグ動かしながら、泥のなかの食べものをこしとっていました。そーっとのぞけば、お食事シーンがじっくり観察できるかも!
- ★エドヒガン情報★とうとう5分咲きに! 薄ピンクの花と濃いピンクのつぼみ、両方が見られるのは今のうちです。
【2011年3月29日(火)】
- 最高気温は17℃ まで上がり、吹く風が心地よく感じられました。
- ハイキング活動などをしている「見歩(みほ)の会」のみなさんが来園されました。お目当ては、エドヒガンザクラ。青空に映える濃いピンク色の花に、歓声があがりました。その他にも、タチツボスミレやエゾタンポポなど、足元の花を観察しながらゆっくり園内を散策。メダカやツクシを見て童心に帰ったようにはしゃいでいる姿に、こちらもうれしくなりました。
- 午後は、15名のボランティアの方のご協力により、草はらの外来植物の駆除を行いました。外来種のセイタカアワダチソウは芽生えたばかりなのですが、地面の下に張り巡らされた地下茎がしぶとく、作業には苦労しました。最終的に、掘り取った量はリヤカー4杯分にも達しました。ボランティアのみなさま、いつもありがとうございます(写真)。
- ★エドヒガン情報★朝は2分咲きでしたが、日中の暖かさで夕方には3分咲きになりました。
【2011年3月28日(月)】
- 雲一つない晴天。風もなく暖かい一日でした。草はらではエゾタンポポの花が見られるようになり、園路沿いでは花々の間をハナバチの仲間が、羽音をたてて忙しそうに飛びまわっていました。
- ビロードツリアブがセンター前の草地にいました(写真)。名前の通り柔らかそうな毛に包まれた丸い胴体と長い口が特徴。見つけたときは、また今年も会えたな〜と嬉しくなる春の生きものです。
- ★エドヒガン情報★昨日よりも花が増えてきました。全体的にパステルカラーの淡いピンクが目立つようになってきました。
【2011年3月27日(日)】
- ポカポカな陽ざしに誘われて、久しぶりに家族連れでにぎわいました。さらに園内各所で、ルリタテハ(写真)やモンシロチョウの他にも、小さな小さなバッタの赤ちゃんが見られました。
- 春の花ぞくぞく! 標柱15番ではコブシ、標柱10番近くではケマルバスミレ、センター前でキュウリグサが咲き始めました。
- 定例自然かんさつ会は、双眼鏡を持って春の生きものをさがしに出かけました。春というより、アツアツだったのがカワセミ。木道方面を2羽で縦横無尽に飛び回り、鳴き交わしていました♪
- ★エドヒガン情報★1割ほど開花しました! 午前中は青空をバックに桜が見られます。午後は逆光気味ですが、枝の一部がスポットライトのように浮かび上がり、神秘的です。
【2011年3月26日(土)】
- 風が強く気温は10℃止まり。青空がきれいな一日でした。
- 定例自然かんさつ会のテーマは、「エドヒガンザクラを見に行こう!」でした。途中で、色鮮やかなイヌシデやアカシデの雄花、キイロテントウやミスジミバエの越冬する姿など、冬から春にかけて見られる生きもたちを観察しました。さて、今日のメイン、エドヒガンザクラの花は昨日より少しだけ増えて、150輪ほど。「ピンク色がきれい。満開はいつかしら?」と、スタッフだけでなく、参加者のみなさんも見頃の時期が気になる様子でした。
- 一方、園内のウメの花は残りわずか。それをねらってメジロが蜜を吸いに来ていました。10羽以上の群れで、花が少なくなった木がにぎわっていました。
- 今日の写真はミズキの芽吹き(写真)。先日までは真っ赤な冬芽が目立っていましたが、赤い殻をやぶって黄緑色の新芽がのぞき始めています。
【2011年3月25日(金)】
- 木道方面の湿地ではクサヨシやスギナの新芽が顔をだし、メダカがスイスイと泳ぎはじめています。園標柱13番付近ではカラスノエンドウの花を見つけました。
- 終業式が終わり、元気いっぱいの南馬場子供会のみなさんが遊びに来てくれました。幼児〜小6年生まで4チームに分かれて自然観察にレッツゴー! 草はらでノウサギの糞やツチグリを探したり、クズのつるで縄跳び(写真)やリレーをして盛り上がりました。
- あずまや付近でベニマシコ(オス)やジョウビタキ(オス)に出会いました。高尾の池でもダイサギ、アオサギ、カワセミ、マガモ、コガモ、カイツブリと勢ぞろいでした。また八つ橋付近ではルリビタキ(オス、メス)の情報をいただきました。
- ★エドヒガン情報★50輪ほど咲きました。見に来た方々は咲き始めの花を見上げ、ホッとしたような、うれしそうな表情をしていました。
【2011年3月24日(木)】
- 午前中は曇り、最高気温も7℃と寒い一日。エドヒガンザクラの開花も足踏み状態でした。
- 今日の写真は夏羽に生え変わりつつある、サクラ色のベニマシコ。「ヒッヒッホ」と鳴き声を辺りに響かせていました。一方、園路沿いのアカマツで発見したキクイタダキも「ツィツィ」と澄んだ鳴き声を聞かせてくれました。他にもツグミを真似たカケスの鳴き声など、色々な鳥の声を聞くことができました。
- 草はらでノジスミレが開花。小さいけれど濃い紫色が目立っていました。今シーズン3種めのスミレです。
【2011年3月23日(水)】
- ★エドヒガン情報★この数日間ずっと咲きそうで咲かなかったエドヒガンザクラが、本日ついに開花しました!(写真) 向かって左上あたりで、数輪の花が淡いピンク色の花びらを広げています。
- ニホンアカガエルの卵塊数調査7回目を行いました。今日は100個くらいかな、という予想を大きく上回り、新たに720個もの卵塊を発見。昨日までの雨の影響が大きかったようです。これで合計は2584個となり、過去最多記録となりました。ボランティアのみなさん、ありがとうございました。
【2011年3月22日(火)】
- 今日も一日中、降ったりやんだりのしとしと雨。いつもはにぎやかなシジュウカラやウグイスのさえずりも、心なしか控えめでした。
- ひっそりとした園内で、湿地から「ククククク・・・」と、これまた控えめな鳴き声が。ニホンアカガエルのオスが、メスを呼ぶためのラブコールをくり広げていました。この声に応えてくれるメスは果たして現れるのか? 結果は明日の卵塊数調査にて!
- 雨の波紋が広がる高尾の池に、ダイサギのたたずむ姿(写真)。今日は久しぶりにカワウも見られました。
【2011年3月21日(月・祝)】
- 久しぶりのまとまった雨、園内は人影がまばらで静かでした。一方、エドヒガンザクラ近くではイタチが2匹で追いかけっこしたり、カルガモが木道を歩いていたり、ふれあい橋ではカワセミが何度も池にダイブするなど、生きものたちは普段よりちょっぴり大胆な感じでした♪
- 自然に親しむイベントデー「サクラの日」の最終日でした。定例自然かんさつ会もサクラをテーマに、ソメイヨシノのつぼみを顕微鏡で観察しました。まだまだ小さいけれど、つぼみの中には黄色い花粉がぎっしりとつまっていました。
- 今日の写真は、夏毛に変わったカイツブリです。2羽で鳴きかわしながら、高尾の池をにぎやかに泳ぎ回っていました。
【2011年3月20日(日)】
- 自然に親しむイベントデー「サクラの日」の2日目。昨日に続き暖かな日でした。来園の方からは「エドヒガンは咲いていますか? いつ頃咲きますか?」のお問い合わせが多くありました。ほころび始めたつぼみが見られるので、開花まであと一歩です。
- エドヒガンより一足早く満開を迎えたのは子供公園手前のイヌコリヤナギ。花にはセイヨウミツバチやハナアブの仲間が群がっていました。一方、芽吹き始めたビオトープ見本園のタチヤナギには、ヒヨドリが新芽をついばみにやって来ました。
- 今日の写真は「サクラ展示レクチャー」の一コマ。サクラの樹皮を使った樺細工(かばざいく)や桜葉漬けなどについて、解説しています。
【2011年3月19日(土)】
- 自然に親しむイベントデー「サクラの日」の一日目でした。エドヒガンザクラはまだ咲いていませんが、館内はサクラにちなんだ展示を行なっており、華やかな雰囲気です。
- 生きものいきいき隊で、外来植物の除去を行いました。今回の対象はオランダガラシとショカツサイ。毎年この時期に行っている成果が出てきたようで、抜き取る量は年々に少なくなっています。参加してくれました皆さん、ありがとうございました。
- 暖かい一日となり、チョウが各所で飛んでいました。センター前でモンキチョウ(写真)、南入口でキチョウ、キタテハ、モンシロチョウ、とんぼ池周辺でスジグロシロチョウと出会いました。
【2011年3月18日(金)】
- 標柱15番付近の林縁で、ヒサカキの花が咲き始めました。濃い緑の葉に覆われているので目立ちませんが、近づいてみると、クリーム色の小さい花が小枝にたくさんついているのがわかります。さらに、近づいてみると・・・独特の香りを楽しめます。
- 朽ち木をどけてみたら、ひょうたんを平たくしたような形の物体が3つ出てきました(写真)。大きさに違いはありますが(大:長さ1.5cmくらい、小:1cmくらい)、形はみな同じ。これはマダラマルハヒロズコガなどの幼虫がつくった巣で、材料は木くずです。通称ツヅミミノムシ(鼓蓑虫)。中にいる幼虫は、朽ち木やキノコなどを食べます。
【2011年3月17日(木)】
- 今日も冷たい風が一日中吹き、冬のような寒さでした。トンボ池付近の園路には、咲き始めたイヌシデの雄花が落ちていました。
- ニホンアカガエルの卵塊数調査6回目。63個増え、合計1864個となりました。新しい卵塊は少なくなりましたが、初期に産みだされた場所では、育ってきたオタマジャクシが活発に泳いでいました。
- ニュースレター春号の発送作業は、計画停電の時間帯と重なったため、ガラス窓が広くて明るい2階ロビーで行いました(写真)。交通機関が不安定な状況にもかかわらず、8名ものボランティアの方々にお集まりいただき、予定通り終了しました。ご協力ありがとうございました。
【2011年3月16日(水)】
- 青空。冷たく強い風が吹きました。エドヒガンザクラのつぼみが紅色になり、遠くから木全体を眺めてみても、うっすらピンク色がかってきました。
- エドヒガン手前のウメは園内でも開花が遅め。まさに今が満開となっています。付近の池の中ではメダカがすばやく泳ぎ、浮かんでいる花びらを揺らしていました。
- センター前のレンガ道では、レンガのすき間からツクシが出ていました(写真)。力強さを感じました。
【2011年3月15日(火)】
- ようやく暖かくなったと思ったのもつかの間、夕方には気温が10℃を下回りました。まだ数日は肌寒い日が続くようです。
- 曇り空でも、足元にはホトケノザの赤紫色、オオイヌノフグリの青色、ミチタネツケバナ(写真)の白色と、色とりどりの小さな花が咲いています。
- 巡視中、ヒヨドリが、真っ赤なアオキの実を丸呑みするシーンを目撃。一方、ツグミ、ジョウビタキ、アオジなどの冬鳥は、見かける機会が少なくなってきました。
【2011年3月13日(日)】
- 今日は最高気温18℃と暖かく、キタテハやコガタルリハムシのほかにも、オオヒラタシデムシの幼虫や、卵のうから出てきたばかりのクモの子どもが見られました。
- いきもの講座は、「埼玉県の両生類」をテーマに開催。埼玉県で見られる両生類の見分け方や、自然の中での役割、その大切さなどのお話しをしました。続く定例自然かんさつ会では、ビオトープ見本園でニホンアカガエルのおたまじゃくしを観察(写真)。その後「おたまじゃくしを食べる生きもの」をテーマに、みんなで池の中を探索したところ、ヤブヤンマのヤゴが見つかりました。
- ☆野鳥情報☆桜土手付近でキクイタダキを確認、一夜堤付近ではクロジの情報も。
【2011年3月12日(土)】
- センター・公園とも通常どおりオープンし、イベントも開催しました。
- 手作り実験教室のテーマは「楽器づくりと音の科学」。アズマネザサを材料に笛をつくりました。吹き込み口の調整に苦戦しつつも、参加者全員が音階をつくれる笛を完成させました♪ 参加者によっては、さっそく曲を演奏する人もいました(写真)。
- ☆野鳥情報:一夜堤付近ではミソサザイ。標柱3番付近ではヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラの混群が見られました。
【2011年3月11日(金)】
- 水辺にも緑が目立ってきました。今日の写真は、木道方面の水路。クサヨシに加えスギナも伸びてきました。
- 今日見つけた春の花はヤブヘビイチゴ。センター裏の石垣沿いで咲いていました。近くではセイヨウミツバチが、後足に大きな花粉団子を付けて、オオイヌノフグリなどの花の周りを飛びまわっていました。
- 午後、大きな地震があった時、高尾の池ではカモが一斉に飛び立ち、池の上空を旋回していました。カラスたちも大騒ぎ。大群が森の中から飛び出して来ました。なお、自然学習センター、公園とも大きな被害はありませんでした。
【2011年3月10日(木)】
- 冷たい北西風が吹いたものの良く晴れました。強くなってきた日差しで温められ、地表面で見られる春の花が少しづつ増えています。今日見つけたのはカキドオシ(写真)。子供公園方面の園路脇で咲いていました。
- 高尾の池では、マガモやコガモに混じってカイツブリの姿が見られました。今日の個体は、見慣れた灰色の冬羽ではなく茶色の夏羽でした。
【2011年3月9日(水)】
- 北本市立中丸小学校のなかよし学級のみんなが、「春を感じる親睦会」で来てくれました。草はらでは、ノウサギのフン探しやクズのつるで縄跳びなどで思いっきり体を動かしました。なかでも一番人気はススキのトランポリン(写真)! ススキ100%のトランポリンはバランスを取るのが、けっこうむずかしい・・・でもそこが楽しいところです♪ ぜひ、また遊びに来てくださいね。
- 新しい春の生きものたちに会えるこの季節、駐車場でトビモンオオエダシャクという蛾を見つけました。年1回、3〜4月ころの短い期間にだけ、成虫が現れます。開長8cmほどとビッグですが、毛むくじゃらで、丸っこい体が愛らしい・・・と思うはず。by 虫好きスタッフ。
- 標柱6番のベンチ近くではヒメカンスゲの花が咲き始めました。薄いレモン色がきれいです。
【2011年3月8日(火)】
- 昨日の積雪がうそのように、空気がちょっとぬるく感じました。まさに三寒四温。センター近くのニワトコも花芽がほころび、春が近づいてきたことを感じます♪
- ニホンアカガエルの卵塊数調査5回目を行いました。今回は287個増で、合計1801個になりました! 大台の2000個越えまであと200個。早ければ来週にも更新かな? ワクワク!
- 今日は8日。では、翼に逆「八」模様のあるキツツキの仲間といえば・・・アカゲラ! 今日は草はらで出会いました。最近は、高尾の森近くや湿地のT字路でもよくキョーッキョーッと鳴く声が響いています。
【2011年3月6日(日)】
- 今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」で、冬眠をしていた虫が穴から出てくるころとされています。というわけで、久々に昆虫の写真登場! しかも園内で初確認となる、ヒメハサミツノカメムシです。オスの尾端に、はさみのような突起があるのが特徴です。
- 他にも、ウメの花にはセイヨウミツバチ、足元にはナミテントウやクロクサアリの姿がみられました。湿地のヤナギや雑木林の木々も、新芽がふくらんできています。気になるエドヒガンザクラも、花芽がやわらかくふくらんできました。「まだかな〜?」と、上を向いて歩く季節になりました。
- ☆野鳥情報☆センター上空では、オオタカ3羽とノスリ2羽が同時に見られました。他にもアトリ、アカゲラ、タシギなどが確認されました。
【2011年3月5日(土)】
- 生きものいきいき隊では、エドヒガンザクラの開花に向けて仮設木道の設置を行いました(写真)。サクラの見やすい場所に観察デッキを作ってあります。お花見の際は湿地に降りずに、ここから見てくださいね。重たい材料を運んでいただいた参加者のみなさん、ありがとうございました。
- 冷え込みの強かった朝とはうって変わって、昼過ぎからは気温がグッと上がりました。陽の当たる湿地では稚メダカが群れをなして、逃げ回るミジンコをぱくぱくと食べていました。この陽気で生きものたちの動きもだいぶ活発になってきました♪
【2011年3月4日(金)】
- 今日も一日中、冷たい風が吹きました。こんな日のおすすめポイントは、センター2階と桜土手から標柱10番の梅林付近。どちらも風がよけられて、陽ざしの暖かい場所です♪
- 草はらのクワの木の根元では、コスミレの花が1輪咲きました。開花一番乗り! のタチツボスミレに続き、2種めです。
- 茶色だった草地はヤエムグラやハコベなどが芽吹き、緑の面積が増えてきました。ロゼットで冬を越したギシギシの葉では、越冬から目覚めたコガタルリハムシが10数匹、食事中でした。
【2011年3月3日(木)】
- 桃の節句にピッタリ! 湿地のT字路付近で撮影したきれいなピンク色のベニマシコ(オス)の写真を来園の方が見せてくれました。 一方、標柱5番上空ではハイタカが強風にあおられ、右に左に飛ばされていました。
- 園内管理ボランティアで駐車場内の側溝掃除を行いました。13名とスタッフ2名で夢中で作業し、3分の1ほどを終えました。作業後、試験的に水を流してみたところ、スムーズに排水しました。笑顔で重労働をこなしてくださったボランティアのみなさま、ありがとうございました。
- コガモがにぎやかだな〜、と八ツ橋から見ていると、池をはさんで向かい側からもコガモを見つめる2頭のタヌキを見つけました(写真)。“伏せ”の状態で水を飲むなど、のんびりしている様子でした。そんな、はさみ撃ちの状態にもひるむことなく、コガモのオスの求愛のディスプレイは続いていました。
【2011年3月2日(水)】
- 午後5時でも窓から差し込む光は明るく、日が長くなって来たのを感じました。しかし気温は、午後からの強い北風で、最高11℃が夕方には4℃へと急降下でした。
- ニホンアカガエルの卵塊数調査の4回目。結果は1325個!! これは1回でのカウントとしては2番目に多い記録です(最多は2010年3月4日の1548個)。先週の暖かさと、昨日まで2日続いた雨との相乗効果と思われます。今シーズン最初に確認されたビオトープ見本園の卵は、孵化してオタマジャクシになっていました(写真)。
- 標柱15番付近のアオキの実が赤くなっていました。春先には赤い実が少ないので目立ちます。
【2011年3月1日(火)】
- 先週とはうって変わって、最高気温7℃と真冬の寒さ。そんな中、雨の恵みを得て、ぱぁっと花のように咲いていたのはツチグリでした(写真)。
- 巡視中、園路脇で硬いものを叩く音がしました。コゲラ? と思いながら探してみると、音の正体はヤマガラでした。自分の頭くらいの大きな種を両足でわしづかみにして、キツツキばりにガンガンと激しくつついていました。そんなに頑張って、頭にくる振動大丈夫かなぁ〜。
- 梅林では、 雨の影響で早咲きのウメが少し散りました。でも全体的にはまだまだこれからが見頃です!
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