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北本自然観察公園 自然観察記録 2000年4月

2000年6月10日更新
                                           埼玉県自然学習センター


【2000年4月30日(日)】
○昨日に引き続きオオルリが見られました。♂の若鳥のようです。コサメビタキやキビタキの情報もあります。みなさんも夏鳥を探してみて下さい。
○ウワミズザクラの花にはセイヨウミツバチやアシブトハナアブ、オオスズメバチなどさまざまな昆虫がやってきています。

【2000年4月29日(土)】
○ビオトープ見本園でクロスジギンヤンマの羽化が始まりました。今日だけでも13匹分の抜け殻が見つかりました。毎年、ゴールデンウィーク前半を中心に一気に羽化しています。運が良ければ、羽化の様子が見られるかも(朝方がねらい目です)。
○ビオトープ見本園の池部分は、普段は一般の立ち入りを制限させていただいています。見学ご希望の方は、センター受付までどうぞ。
○学習センターに近い「ふれあい橋」の上から、メダカの群やモツゴのなわばり(♂による卵の保護)が観察できます。双眼鏡や望遠鏡を使ってじっくりとご覧ください。

【2000年4月26日(水)】
○至急情報求む。四阿近くの斜面林の方から「ワ−オ、ワ−オ」の声。ここではめずらしいアオバトかもしれません。

【2000年4月23日(日)】
○晴れたり、雷雨が来たりと変わりやすい天気の中、高尾の池の水面すれすれをツバメたちが飛び回っていました。その上空にはオオタカも出現。
○高尾の池には、子育ての時期が近づき、慌ただしく泳ぎ回るカイツブリのほかに、もうすぐ北の国へ渡っていくマガモやコガモがのんびりと逆立ちをして水中の草を食べています。

【2000年4月22日(土)】
○羽の先に黄色のワンポイントがあるツマキチョウが木道のところを飛んでいました。羽の裏はクモの巣のような緑色の模様があります。
○変な形のきのこ、アミガサタケ発見! 編み目模様がきれいです。「さわってみよう」のコーナーに展示してあります。

【2000年4月19日(水)】
○草原ではカントウタンポポ・シロバナタンポポ・スミレ・ノジスミレなど花盛り。
○林の周りでは奇妙な形をしたウラシマソウが咲き始めました。
○センター上空をサシバが2羽飛翔。今年は繁殖してくれるでしょうか?
○高尾の森付近のオギ原では夕方シブイロカヤキリモドキの鳴き声がたくさん聞かれます。枯葉色のこの虫は声はすれどもなかなか姿が見つかりません。

【2000年4月15日(土)】
○今日は一日雨でした。午後の定例観察会は花を中心に見て回りました。カラスノエンドウ、ヒメオドリコソウが"満開"です。
○公園内の水たまりをそっとのぞくと、黒くてちっちゃいニホンアカガエルのオタマジャクシがいっぱいいます。

【2000年4月13日(木)】
○草原ではポカポカ陽気に誘われ、キチョウ、ベニシジミ、モンシロチョウがヒラヒラと飛び交い、昨日は、シマヘビにも会えました。
○天気が良く風があまりない日にはオオタカも! 今日はハシブトガラスに追いかけられていました。

【2000年4月12日(水)】
○お花見シーズンもそろそろ終わりますが、毎年一夜堤周辺ではお花見が終わった翌日に、たくさんのゴミが散乱しています。野生の生きものたちがまちがって食べたりすることがないように、ゴミの持ち帰りにご協力下さい。

【2000年4月11日(火)】
○足もとの小さな春を見つけるのが楽しい季節になりました。高尾の池のそばの園路ぞいにタチツボスミレやムラサキケマン、オオイヌノフグリが、小さくてかわいい花を咲かせています。

【2000年4月9日(日)】
○日当たりの良い水面に顔を近づけると、オタマジャクシやメダカに混じって、水中をあちこち動き回る小さな生きものたちがたくさんいます。

【2000年4月6日(木)】
○高尾の池に30cm以上もあるミシシッピーアカミミガメ(子供はミドリガメ)を発見! ペットは最後まで責任を持って飼ってほしいものです。

【2000年4月2日(日)】
○公園内の草原ではノジスミレ、コスミレ、シロバナタンポポ、カントウタンポポなどのかわいらしい花が咲き始めました。園路沿いでもヤハズエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサなどマメ科の野草が見られます。

【2000年4月1日(土)】
○エドヒガンは満開です!快晴で日差しは暖かいのですが、風の強い日でした。
○公園の上空を、ツバメやイワツバメが風にあおられながら飛んでいました。
○ちなみに、今年のツバメの初認は3月22日でした(自然学習センターに寄せられた情報「フィールド日誌」より)。

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