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北本自然観察公園 自然観察記録 2001年2月

2001年5月2日更新
                                           埼玉県自然学習センター


【2001年2月26日(火)】
○よ−く下を見ながら歩いてみると、茶色い地面の上に小さい青や赤の転々とあることが分かります。近づいてみるとオオイヌノフグリやヒメオドリコソウが咲いています。今のところ暖かい日当たりがいい場所しか咲いてないですが、実はそうした場所は絶好の昼寝ポイントです。ぽかぽか陽気に公園へ来てみませんか?

【2001年2月25日(日)】
○ニホンアカガエルの卵塊は今日の午前中に確認できただけで129個もみつかりました。ちょっと浅めに水が溜まっているところで見ることができます。

【2001年2月24日(土)】
○ニホンアカガエルの卵塊が、園内の湿地で普通に見られるようになりました。本日57個!。2週間もすると、オタマジャクシも見られるようになります。
○林の中から「ジュルジュル」という声!そうです、かわいいエナガが1羽、忙しそうに木の枝から枝へと餌を探しながら飛び回っていました。

【2001年2月22日(木)】
○セイヨウミツバチがウメの花に群れ飛び、シジュウカラが100羽ほどの群れで落ち葉の下の虫探し。今日の公園内は、生きものたちで賑やかです。
○ニホンアカガエルの新しい卵塊が、ビオトープ見本園で見つかりました。これから、園内のいろいろな水辺で見つかり始めると思います。

【2001年2月18日(日)】
○林の地面から、ガサゴソ音がしました。木の陰から姿を見せたのは、シロハラという鳥です。落ち葉をひっくり返して餌を探しているようです。
○先日、今季第一号が発見されたニホンアカガエルの卵塊ですが、その後の発見がありません。皆さんのご自宅の近くではどうでしょうか?

【2001年2月17日(土)】
○ビオトープ見本園に生えていたタヌキモを館内で展示していたところ、冬越しのための「殖芽」から葉が出てきました。暖かい館内では一足早い春。毎日氷が張っているビオトープ見本園では、まだ殖芽のままです。
○自然学習センター玄関わきのドアのガラスに、鳥がぶつかった跡を発見。ハトのようです。羽根の細かなつくりやくちばしの跡がくっきり写っています。ぶつかった本人は大丈夫だったのでしょうか?

【2001年2月15日(木)】
○草やぶの中でガサガサッと大きな音がしたので、イタチか!?と思い息をひそめると、胸の黄色が鮮やかなアオジでした。何を一生懸命ついばんでいたのでしょうか?
○ニホンアカガエルの卵塊情報大募集!!北本自然観察公園に来て、卵塊を見つけて、場所と数を教えて下さい。

【2001年2月12日(月・祝)】
○定例自然観察会で、参加者の方がカヤネズミの巣を見つけてくれました。草を丸めて編んだボール状の巣です。とても貴重な発見です。
○同じく自然観察会。小学校4年生の男の子が臨時リーダーとなって、樹皮にそっくりなキノカワガを見つけて参加者に教えてくれました。
○いろいろな発見がある定例自然観察会。毎週土曜、日曜、休日の14:00から15:00まで開催中です。

【2001年2月11日(日)】
○ビオトープ見本園の池で、ニホンアカガエルの卵が見つかりました。今年初記録です。
○キノカワガを探してみよう。コナラの樹皮についています。

【2001年2月10日(土)】
○第2土曜日の野あそび教室で、高尾の森の下を探索中、なんとなんと、上空にオオタカが4羽旋回中!!参加者のみなさんはとってもラッキーでした。
○「あずまやの前をイタチが横切ったよー」来館者の方が、うれしそうに教えて下さいました。全身がきれいな黄土色をした個体だったそうです。すばしっこいけれども、時々出会うことができる人気者です。

【2001年2月9日(金)】
○四阿の近くで、ベニマシコがでました。スズメくらいの大きさの、赤いきれいな鳥です。枯れたヨシ原の中で赤い色がよく映えていました。

【2001年2月7日(水)】
○まだまだ寒い日が続いていますが、そろそろ春の兆しが・・・。公園内では毎年2月10日頃からニホンアカガエルの産卵が始まります。公園にいらっしゃる皆さん、浅い水たまりは要チェックです。
○ビオトープ見本園の池では、クロスジギンヤンマの幼虫が4p程に成長し、春の羽化をじっと待っています。ビオトープ見本園の観察ご希望の方は、センター職員までおっしゃって下さい。

【2001年2月6日(火)】
○キツネの死骸が持ち込まれました。発見者によると、2月4日(日)に桶川市川田谷原の道路沿いで死んでいたそうです。このキツネは体長55cmでかなりやせていました。

【2001年2月4日(日)】
○ふれあい橋沿いに茶色の実がしだれているのは、「ヌルデ」という樹です。この木の実を食べに人通りがなくなるのを見計らって、ヒヨドリ・メジロ・ジョウビタキ等がやってきています。

【2001年2月3日(土)】
○ハンノキが花を咲かせています。雄花から黄色い花粉が飛んでいました。雪の残る冬の景色の中にも、すこしづつ春の気配が感じられるようになってきました。

【2001年2月1日(木)】
○今朝は、何者かがゴイサギの幼鳥を襲ったようです。頭と翼と足だけになった死体が四阿近くで見つかりました。あの周辺は、目に見えなくても臭いや音で生きものの気配をよく感じる所です。
○アリスイはまだ公園にいるそうです。多くの人が観察情報をよせてくれました。

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