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北本自然観察公園 自然観察記録 2001年6月

2001年7月26日更新
                                           埼玉県自然学習センター



【2001年6月30日(土)】
○今年も各地でホタルが発生しているというニュースがちらほら聞かれます。今発生しているのはゲンジボタル。この公園で観察されるホタルはヘイケボタル。例年だと7月15日頃の発生。20日過ぎれば確実のようです。

【2001年6月29日(金)】
○トンボ池のトンボの種類が多くなってきました。チョウトンボ、コシアキトンボ、シオカラトンボ、アキアカネの一種のノシメトンボ、それにギンヤンマ。まだいるかも知れませんが数分間の観察の結果です。

【2001年6月28日(木)】
○公園内のキジやホオジロがヒナを連れています。ヒナは巣立ちを終えて親鳥になるための訓練の真最中。無事に親鳥に成長するといいですね。
○ニイニイゼミが今年初鳴きです。

【2001年6月27日(水)】
○ビオトープ見本園では今年もマルタンヤンマとオオアオイトトンボが羽化し始めました。
○八つ橋の池や北側の木道沿いではガマの穂が茶色く色づいてきました。葉の幅が広いのがガマ、細くて雄花と雌花の部分が離れているのがヒメガマです。

【2001年6月26日(火)】
○高尾の森の中や林に接する園路の際にジャノヒゲがひっそりと咲いています。
○ふれあい橋のたもとのアカメガシワや公園の一角のノジトラノオも満開。今度はキツネノタイマツが見つかりました。
○今日は梅雨の中休み、明日からは雨かも。

【2001年6月24日(日)】
○学習センターの周りに植栽されているヤマモモの実が熟してきました。クワの実に夢中になっていた鳥達は、今度はヤマモモの実を食べ始めました。ただ、ヤマモモの木は南の方の木で、このあたりでは実生では繁殖しないようです。だから、せっかく鳥が種を運んでも無駄になってしまいます。

【2001年6月23日(土)】
○キツネノロウソク、キツネノタイマツ、キツネノエフデ、何の名前だかわかりますか。変わった形のキノコの仲間です。そのキツネノエフデと思われるキノコを見つけました。棒状のキノコで傘の部分はありません。先端部分に小さなハエが集まっていました。胞子はこのハエの足に付いて運ばれます。

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